かたちにとらわれず、心を込めたお見送り
日本のお葬式は、仏式や神式などで営まれるのが一般的でしたが、
最近では、生の締めくくりとして、無宗教葬を希望する人が増えてきています。
宗教的儀式としての葬儀に違和感を感じる人、
特定の宗教にこだわりたくない人、
自分らしい葬儀で送ってもらいたい人
その思いは、人それぞれにあります。
少し前のデータにはなりますが、
平成14年に東京都生活文化局が発表したデータがあります。
「葬儀にかかわる費用等調査」というもので、
このなかで、自分の葬儀の希望様式についても触れられています。
「形式にとらわれずに行ってほしい」という回答は、
「伝統的な様式で行ってほしい」という回答の2倍以上にものぼると示されていて
どの世代でも、全体の半数近くを占めています。
また、ご家族側の意見についても示すものがあります。
「故人の遺志を反映したものにしたい」という回答が
約7割にまでのぼっており、今後も増えてゆくと見込まれています。
ところが、その思いをどのように形にしてゆくか?
それについては、はっきりとしたマニュアルがないために
戸惑ってしまう人も少なくありません。
その人やご家族の思いを込めた形は
ひとつひとつ違っていてもよく、
それこそが、望まれた形であるとも考えております。
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